矯正歯科
顎の大きさと歯の大きさの不調和などからさまざまな歯並びや噛み合わせの不正が生じます。
- 凸凹の歯並び
- 八重歯
- 上の前歯が出ている
- 上下の嚙み合わせが反対
- 歯と歯がすいている
これらの不正をさまざまな矯正装置を使用して改善します。
どのような行為にもメリットとデメリットがあります。
特に矯正治療は、審美性の改善目的で行われることが多いため、審美性を優先するあまり歯周病の進行を助長させたり、矯正を始める前よりも噛みにくくなることなどのデメリットが大きくなってしまうことも考えられます。
しかし、歯に矯正力を加えて歯を移動させると、歯や歯周組織に少なからずのダメージを与えることは避けられません。そのダメージを最小限にするためには、矯正治療中はもちろんのこと治療前後も歯や歯周組織の管理をしっかりと行っていく必要があります。
矯正治療の開始時期は症例によって異なるため、気になった時は早めにご相談ください。
矯正治療にともない起こりうるデメリットやリスク
※矯正治療を受けると審美性や機能の改善など多くのメリットがある反面、デメリットやリスクもあります
⑴ むし歯ができやすくなる
⑵ 歯肉炎や歯周炎が進みやすい
⑶ 歯根吸収が起こるリスクがある
⑷ 歯肉が下がることから歯と歯のすき間(ブラックトライアングル)ができる可能性がある
⑸ 歯の移動による歯の神経がダメージを受けるリスクがある
⑹ 矯正装置が口唇粘膜に当たることにより、痛みが出たり、歯の移動により痛みが出ることがある
⑺ 噛み合わせの変化に伴い、顎関節症が発現する可能性がある
など
矯正治療を始めるにあたっての大切なこと
治療までの流れ
初回のご相談は30~60分程度で料金は1,000円~3,000円程度となっております。
ご相談の際には以下のことについて問診させていただきます。
- 歯並び、噛み合わせで気になること
- どのように治したいか
- 抜歯の経験の有無
- 顎関節の障害の有無
矯正装置と治療費

【床矯正装置】10万~40万
床矯正装置 は患者さん自身で取り外しができる矯正装置です。食事や口腔清掃の時は装置を取り外すことができます。

【固定式矯正装置】部分装置50万~100万、全顎装置80万~120万
ブラケットとワイヤーを使用して行う装置です。歯に装置を固定するため、患者さん自身で装置を取り外すことはできません。矯正治療が終了するまで口腔内につけたままの装置です。

【保定矯正装置】4万~8万
歯の移動が終了したあと、歯の後戻りを防止するための装置です。
マスクで口元が隠れる今、治療を始める方が増えてきています
歯並びや嚙み合わせでお悩みの方はぜひご相談下さい
しっかりとインホームドコンセントを行ってから治療を進めていきます